有終の美人

ドウェインジョンソンに似てるってよく言われます

Free!2話感想

 前回の感想l87cm.hatenablog.com

 

Free!2話「追憶のディスタンス!」

  • 「そのクールな性格も変わんねえ ホント ムカつくぜ……」の「ムカつくぜ……」が何回聞いても松岡凛がアフレコしてるようにしか聞こえない。本当に声優がアフレコしてるの?絶対に凛がアフレコしてると思う。
  • どうでもいいとかって遙、すごい嫌味な言い方するよな。気が逸ってるのか?そりゃ自分が折ったはずのナイフが数年後に敵意満々で自分へ歯向かってきたら嬉しい気持ちになるのかもしれないけど、1話でものすごい無気力な(嫌だ!!やらない!!)遙が印象付けられてたから、ここで毎回びっくりする。
  • 高校2年生なんて、友達と何気ないことで一日中笑い合ったり、それを家で思い出し笑いしたりするような年頃じゃん。そんな時分、夜中の2時半まで眠れずベッドに寝転び、天井を見上げてるような男なんだよ。凛は。本当にたまらない気持ちになる。
  • たとえ勝負に勝っても、自分が感じたような敗北感までは味わわせられないことに凛はショック受けただろうな。水みたいな男、遙。凛は激情に満ちた炎の熱血漢だから、そこが対比でまた良いんだよな。
  • あまちゃんの横槍を受けて金魚を気にしてる真琴、やばすぎる。真琴と金魚は切っても切れない仲だからな。仕方ない。
  • 家族にも言えない胸の内を抱えてる凛、はあー、ってなる。そりゃ言えないよ。1話の遙と同様、凛も相当なレベルで閉じてることがわかる。尖ってるのは表面だけで、心は閉じてる。ここの江ちゃんの話で、弱音を吐くのには精神的な強さ(勇気)が必要だとわかる演出が好き。水泳部をやめた遙にも同様に弱さがあるってことだから。
  • 渚に水泳部誘われてあっさりOKする遙、素直すぎる。渚も本当にありがとう。凛との勝負を通して心の動きがあったんだよな。最終話でもそうだったしな。真琴でさえギョッとして呆気にとられるんだから、よっぽどなんでしょう。見てるこっちが付いていけないのは当然ですよ。
  • 部活動設立申請用紙を意外とそつがなく書く渚。一期しか見てない時点では渚は要領が良いんだなぁとしか思ってなかったけど、まあいろいろあった結果、渚、大好きだ・・・って感じ入ってしまうシーン。
  • 「松岡?そんなやつうちにはいないけど……」ってなる御子柴、新入生が入ったばかりにも関わらず即答するの、一年生まで部員を把握してる感があって良い。御子柴、良いよな。御子柴は良いキャラ。3期まで良いキャラだったし。
  • あとここの江ちゃん、ナンパのあしらい方に慣れが見えて好きだ。
  • 競泳はもうやめた、ってしらーっと言ってた遙が、汗まみれでプールの草むしりして、修繕して、真琴とのランチほっぽりだしてやってるかと思うと驚く。と同時にすごいグッと来る。それほどまでに遙の中で凛の存在が大きいんだな。
  • でもそれをわかってるのは最終話まで視聴済みの我々だけで、遙の中では、凛との熱い勝負を通して、小6のときに見せてもらった景色の欠片を思い出して、あーそうだ水泳は自分と水との対話なんだから他人なんか気にしなくてもいいんだ、誰にも縛られずに自由に泳げるんだって風に振り切っちゃってるのが、危うくって好きだな。
  • 遙が日差しの中で真琴と渚と江ちゃんとわいわいプール修繕やってる頃、凛は夕焼けに染まった真っ赤な部屋で父親の写真を眺めてる。対比がすごくて胸が苦しくなってくる。あと凛の格好すごい気だるい。この格好めちゃくちゃ好き。
  • 昨夜の勝負のシーン。ターンしてすぐ「差は?」「ほぼ同時」直後の睨み合うカットイン、まじで最高!!めちゃくちゃかっこいい。アイシールド21みたい。
  • ていうか負けたから連絡無視してると妹に思われてた凛、面白い。繊細すぎる。
  • 笹部と再会したときの、幻想の夏の写真ほんとに大好き。存在しない記憶だけど、良い写真だよ。
  • 遙は凛を負かして傷つけたから競泳をやめたんだなと思った直後に「俺たち水泳部を作ることにしたから凛も水泳部入れよ」って留守電を残すのやばくない?どんな気持ちで言ったんだ?これ、放送当時から心理がわからなかったから、少し考えました。
  • 競泳という世界において、遙と凛は互いが互いに影響を及ぼす関係だった。遙は今までずっと何のしがらみもない世界で泳いでいたのに、凛がやってきたことで変わってしまった。凛は遙の泳ぎに魅了されて興味津々だし、遙を必要として自分の世界に引っ張り込もうとする。そして遙も嫌がりつつも、心のどこかで凛とのライバル関係を予感している。それは真琴の目からもわかったはずで、なぜわかるかというと、真琴は遙の幼馴染であり一番の理解者だから。
  • 二人とも真琴の大事な友達だけど、競泳の世界では自分はライバルにはなれないということだよね。これ、自分が真琴だったらちょっと寂しいな・・・でもここで凛に発破をかけられるのが真琴なんだよな。すごいなぁ。すごいよ。普通はできないよ。
  • 凛が遙を競泳の世界へ連れて行こうとするのを、引き止めることができない。凛のためにも、遙のためにも。引き止める道理がない。だからこそES6話「無敵のプライム!」が最高の回なんだと実感できるよな。なんか纏まらないけど、感じてください。
  • Free!2話はこんなところかな。真琴に関してはわからないことが多くて、感想を書くのが難しい。3話も書けたら書きます。